より効果的なWebサイトを制作するために

success

より効果的なWebサイトを制作するために

徹底的にターゲットを理解し、コンテンツ構成、サイトデザインを設定することが、Webサイトの効果を大きく向上させます。

徹底的にターゲットを理解するということはどういうことなのか、このページでは、ポイントを絞って解説させていただきます。

効果が出ているWebサイトが行っている3つのポイント

  • 詳細なペルソナ・
    ターゲット属性の設定

  • デザイン・見た目重視ではなく、見た目以上に考えつくされたコンテンツ構成

  • 公開後の
    更新運用を考慮した設計

詳細なペルソナ・ターゲット属性の設定

ペルソナとターゲットの違いを理解しましょう

ターゲットとペルソナは、似たような使われ方をすることが多く、どちらかのみを設定してサイト制作を進めてしまっているケースもよくあります。

では、その違いとは何なのか、簡単に言うと、設定範囲の違いです。
例えば、ターゲット属性は、業態や業種、年代や性別など、大きな枠で考える必要があります。
それに対して、ペルソナは、ターゲットで定めた範囲の中から、具体的にどのような役職・年齢・年収・趣味など、潜在顧客の具体的な人物像を仮想することを指します。

まずはターゲットを設定しましょう

まず、サービスや商品のターゲットとなる属性を設定します。
ターゲット属性は、前述したように、業態や業種、年代や性別など、ある程度の幅を持たせた範囲で設定することが一般的です。
ターゲット属性の設定が間違っていると、ペルソナの効果にも影響してきますので、競合分析や、アンケート調査など、しっかりとしたマーケティングを行い、ターゲットを設定することをおすすめいたします。

ペルソナの重要性

厳密にいうと、ターゲット属性のみ設定してサイト制作を行うことは可能ですし、そのように進めている制作会社も中には存在します。
しかし、Vanilla Bearでは、そのような進め方はあまりお勧めしておりません。
なぜかというと、LPやサービスサイト等の直接サービスや商品の売り上げにつながるサイトは、潜在顧客の悩みや、動向などを分析し、そこに響くコンテンツ構成やデザインを作らないことには、効果が出にくいという特徴があるからです。

特にBtoCのような個人をターゲットとして想定した場合、基本的には、個人一人ひとりが購買を決定するため、ファーストインプレッションによる衝動買いということも少なくありません。
衝動買いがなぜ起こるのかというと、その人物において、「ちょうどこんな物が欲しかった」「とても好みのデザインだから買ってみよう」などといった思考になるからです。
そういった思考にたどり着くためには、ペルソナ設定というのは非常に効果的で、逆にペルソナを設定していない場合は、ターゲットに深く刺さるデザインや構成は作りづらいと考えています。

見た目以上に考え抜かれたコンテンツ構成

デザインよりもコンテンツ構成が大事!?

ご相談いただくお客様の中には、「内容は適当に他のサイトを真似してもらえば良いから、デザインを凝って作ってほしい」と言われることがあります。
本当にそのような進め方で効果が出るWebサイトが作れるでしょうか。

「デザインよりもコンテンツ構成が大事」と記載させていただきましたが、厳密には、デザインとコンテンツ構成は、別物として考える必要があるということです。

デザイン制作よりも先に行うこと

Webサイト制作において、全体の工程をたときに、デザイン制作は下流に位置している工程です。

まずは、マーケティング・企画・競合分析等を行い、その上でターゲット・ペルソナを設定します。
そうして設定されたターゲット・ペルソナは、いつどこで、どのようなシチュエーションで、また、どのような悩みを持ってWebサイトを訪れているかを想定してユーザーに響くコンテンツの流れを考えていくと良いでしょう。

ホームページは、社長や上司が見るためのものではありません

コンテンツ構成が固まったら、いよいよデザイン制作となりますが、ここでも注意が必要です。
ここまでの説明で、ターゲット・ペルソナ設定の重要性をお判りいただけたかと思います。
そして、デザイン制作においても、ターゲット・ペルソナ設定を考慮したデザインを考えることが必要です。

よくある失敗例としては、サイトオーナーとなる社長や上司の好みのデザインを追求してしまうことです。
もちろんWebサイトはコーポレートサイトであれば、会社の顔となりますし、決して安い買い物ではないため、満足いくものを作ろうと、自分の趣向を出してしまうのはしょうがないことです。ですが、本当に満足がいく結果というのは、そのWebサイトによって、問い合わせが向上し、
商品やサービスが売れ、利益が発生することだと思います。

もちろん、サイトオーナーとなる社長や上司の好みのデザインが、設定したターゲット・ペルソナにマッチしたものであれば問題はないのですが、多くの場合、そうではありません。
デザインにおいても、実際にWebサイトを訪れるユーザーを意識し、設定したターゲット・ペルソナに響くデザインテイストを制作するようにしましょう。

公開後の更新運用を考慮した設計

Webサイトは作って終わりではありません

Webサイトは、検索上位にヒットすることで、想像以上の反響を得られることがあります。
しかし、多くのサイトオーナーは、検索上位を狙う方法が分かっていません。それどころか、Webサイトを作ったはいいが、「Web担当者が居ない」「本業が忙しく時間がない」といった理由から、Webサイトを放置しているケースもあります。

検索上位を狙うためには、Webサイトの内部のコード設計や、コンテンツのキーワード設定など、考慮することは多くありますが、同様に大切になってくるのが、更新頻度です。
Vanilla Bearでは、サイト制作時に、拡張性を持ったコンテンツを一つ以上作っておくことを推奨しています。例えば、「ブログ」や「制作実績」「お客様の声」等といった、あとから増やせるものの事です。

HTML・CSSなどの知識がない場合はどうしたらいいの!?

「Web担当者が居ない」「本業が忙しく時間がない」といった理由ではなく、「Webに対する知識が無いため更新が出来ない」といったケースの場合、CMSを利用しましょう。

Vanilla Bearでは、特にご希望が無い場合は、WordPressを導入することを推奨しています。現在、日本で一番シェアが多いCMSで、もし、運用面で困った場合でも、多くの制作会社やフリーランスの方に相談することが可能、といったメリットもあります。
また、WordPressを導入することにより、HTMLやCSSの知識が無くても、ブログ投稿などの更新が可能になります。

まとめ

徹底した事前準備と、その後の運用を考慮した設計が大事

ここまで記事をご覧いただき、ありがとうございました。
ここまで読んでいただけた方には、効果の出るWebサイトを作るということは手間がかかるということがご理解いただけたかと思います。

Webサイトの制作会社やフリーランスなど、参入障壁の低さから、かなり多くの業者が存在していますが、手間をかけて、品質を良いWebサイトを制作しているところはそう多くはありません。
サイトタイプや、望んでいる結果に対して、ベストな業者を選定しましょう。

初めての方へ beginners