Webデザインの改善は、「ブランドイメージの定着」と「ユーザーの情報収集効率を高める」という点を意識して行います。
ご依頼いただくお客様の中には、Webサイト・ホームページを制作してから数年、中には10年近く経過しているというサイトを見かけることがございます。
恐らく、制作時に比べて、コンテンツが増えていたり、事業内容や、ターゲット層も変化していることと思います。
ビジネスでは時代の変化に合わせて、事業も成長や展開していくことが重要ですよね。では、Webサイトはどうでしょうか。
リニューアルを検討するタイミングって?
Webサイトリニューアルの周期について
BtoCの場合は「2~3年」、BtoBの場合は「4~5年」を目安にリニューアル
業種や業態にもよりますが、一般的にはBtoCの場合は「2~3年」、BtoBの場合は「4~5年」がWebサイト・ホームページのリニューアル目安となります。時代の変化に伴い、ユーザーのニーズも変化していきます。
BtoCのような一般の方を対象としたビジネスの場合、ニーズの移り変わりがとても早く、常にキャッチアップしていく必要があります。
それに対しBtoBの場合は、BtoC程、ニーズの変化は早くはなく、企業や事業を認知してもらえるよう長期的に運用することが推奨されます。
これまでに携わらせていただいたお客様もWebに力を入れて取り組んでいらっしゃる企業では、目安の期間でリニューアルを検討されている印象があります。ただ、制作時から目安の年月が経ったということを理由に、無条件でリニューアルすればよい、という訳ではございません。
それでは、どのような理由と目的をもってリニューアルを検討すればよいのでしょうか。
デザイン改善を検討する主な理由
掲載している情報を整理する必要性が出てきた
WEBサイト制作時に、どのような運用をしていくのか、どのようなコンテンツ拡張して掲載していくか、というように先を見越して設計することが一般的です。
それでも、事業展開に合わせたコンテンツ拡張や、制作時に予定していなかった情報掲載が必要になったりすることももちろんあります。そういったことが重なると、当初描いていたサイト設計とは全く異なるサイトが出来上がってしまいます。
サイトオーナーからしても、運用するうえで、情報の整理がつかず、効果的な運用を実施できず、
また、サイト訪問者からしても、情報の整っていないサイトからは、必要な情報が得られず、見込み顧客が離れていってしまう、といった事態になってしまいます。
サイトの訪問数や、離脱率など、様々な計測を行うことで、そのような事態に気が付くことが出来るのですが、実際には、気づかないまま運用しているケースがほとんどです。
デザインが時代にそぐわなく感じてきた
これは、5年10年とデザイン改善・リニューアルを行わずに運用しているようなケースに多く当てはまります。
掲載している情報が新鮮なものだったとしても、サイトのビジュアルが一昔前のデザインだと、「このサイトからは最新の情報が得られない」「現在もきちんと運用が行われているのか不安」といった理由でユーザーの直帰率が増加してしまいます。
デザイン改善・リニューアルは、サイトの滞在率や、直帰率の改善に有効的です。
ターゲット層が変化した
WEBサイトは、見込み顧客に対して、適切にブランドイメージを伝え、購入・契約を促す、営業マンのような役割を担っています。
サイト制作時から数年経過し、時代に合わせてビジネスモデルの変化、ターゲット像の変化があった場合、それに合わせてWEBサイトも効果的なサイトデザイン、サイト設計に変化していくことが大切です。
誤ったターゲット像を抱えたままを運営を続けていくと、気づかないままビジネスチャンスを逃している、といったことが起こっている可能性があります。
変化したターゲット像をペルソナ化し、より効果的なサイトデザインへ改善することを推奨いたします。
スマートフォンに対応していない
今では、ビジネスやプライベートを問わず、スマホでWEBサイトを閲覧し、情報収取することは当たり前に行われています。
実際に、スマートフォン・タブレットでの訪問数が全体の90%を占めているといったサイトも多く存在し、スマートフォンの表示を考慮してデザインを行うことは制作会社としては当たり前の対応です。
また、Googleの指標として、ユーザーがより使いやすく、正しい情報を得られることがSEO評価を上げる要因にもなります。
逆に言えば、スマートフォンの表示に対応していないと、それだけでSEO評価にマイナスな影響を与える可能性がありますので、早急に対応することが求められます。
より良いWebデザインの考え方
ブランドイメージの定着
まず前提として、かっこよくおしゃれなデザインを作ることがサイト制作の目的ではありません。
ユーザーはWEBサイトから、有益な情報を得ることを目的としてサイトを訪れますので、まず初めに、訪れるユーザーがどういった属性(年齢、性別、職業)なのかを分析し、ターゲットを設定します。
そして、そのターゲットに刺さる情報(競合との違い、強み、独自性)を伝えるデザインを制作していきます。
その上で、トーン&マナーなど、ブランドイメージに沿うような形でデザインすることで、ブランドイメージを損なうことなく、且つ、情報を正確に伝えることが出来ます。
ユーザーの情報収集効率を高める
ブランドイメージを正確に伝えるデザインの考え方は、上記で説明させていただきました。
同じくらい大切になってくるのが、情報収集効率です。
先程、ユーザーは有益な情報を得ることを目的としていると説明させていただきましたが、その上で、「より簡潔な操作で分かりやすく目的の情報にたどり着ける」ということが重要になってきます。
例えば、目的の情報に辿り着くまでに、「何ページもページ遷移が必要だったり」、「ユーザーのアクセスが多いページにも関わらず、ページに繋がるリンクが少なかったり」、「単純にリンクボタンが押しにくく、ストレスを与えてしまったり」、こういった些細なことの積み重ねで、ユーザーの情報収集に対するハードルが上がってしまうのです。
こうした考え方はUI/UXと呼ばれます。ユーザーが使いやすいサイト、サイトを訪れたことが良い体験になるように心がけましょう。
デザイン改善の流れ
1.現状把握
現状のご不満や課題、改善を検討したきっかけ、改善後のサイトへのご要望をお伺いさせていただきます。
2.目的とターゲットの設定
事業・ブランドとして、WEBサイトの目的や目標、誰に見てもらい(ターゲット)、最終的にどういった行動に繋げたいか(目的)を設定いたします。
改善の軸となりますので、ご納得頂いた状態で制作への進みます。
3.コンテンツの洗い出しとページ構成のご確認
目的達成に向けて、最適なコンテンツの洗い出しを行い、ページ構成・設計を再構築していきます。
現状のコンテンツでそのまま残すところ、新規で作成するところ等、原稿に修正・追加が発生する場合はお客様にご用意いただきます。
4.デザイン案の制作
再構築したページ構成を基に、目的への導線、ブランドイメージ(トーン&マナー)などを意識して、デザインを作成いたします。
5.デザイン確認・修正
作成したデザインをご確認いただき、修正がある場合は、修正作業を行います。
6.デザインの決定
デザインが決定次第、コーディング(実装作作業へと進めさせていただきます。
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