ホームページをリニューアルするべき基準

ホームページをリニューアルするべき基準

・イマイチ効果が出ない
・無料テーマでやってみたけどちょっと見た目がイマイチ
・作ってからもう何年も経っている

今のホームページにこのようなお悩みを持っていませんか。

制作会社に勤務していた頃から、200サイト以上のサイト制作や運用に携わってきて、様々なホームページのお悩みをお聞きしてきましたが、今回はホームページのリニューアルについて、実務・現場レベルでの目線でお伝えできればと思います。 

●色々な観点から見直してみましょう
・目的に沿ったホームページになっているか

ホームページの目的は明確ですか?

そして、ホームページはその目的に沿って作られていますか?

ホームページに期待することとしては、ただ情報を載せるだけでしょうか。

相談のお問い合わせを増やしたい、ホームページを見てお店に来たいと思ってもらいたい、などユーザからの反応を期待しているでしょうか。

まずは、そういった目的が認識できていないと、ただ情報を並べただけのホームページになってしまいます。

そしてその目的に沿ったホームページになっているかという観点が重要です。

テーマやテンプレートを使用する場面はあるかと思いますが、なんとなくイメージに合ってそうだから、おしゃれだからという理由で選んでいないでしょうか。

テンプレートを使用すると、それにあてはめていくことに焦点がいきがちですが、
自社の特徴やサービスの特徴、そのターゲットなどを考慮して、ユーザがどういう印象を持つか、ページに来たユーザの目線がどう動いていくかという設計、ページの内容はそれでいいのかといった自社に合った目線でホームページが作られていることが必要です。

・技術が古くないか
数年前に作ったホームページを使い続けているというケースも多々ありますが、Webの技術の移り変わりは激しく、昔作った技術はサポートが終わってしまう、現代に合っていないということもありえます。

分かりやすい例ですと、10数年前まではPC用のホームページだけでよかったものが、スマホが出てきてそれを使う人が圧倒的になればスマホの表示もできるように作らないといけなくなりました。

デザイン面では問題がなくとも、それを構築している技術を置き換えたり、新しい技術に対応させる必要が出てきます。

・SEO対策がされているか
検索結果からホームページに呼び込むだめの対策をSEO対策と言います。

専門的な知識が必要で、そもそもの構造から変えないといけない必要もありますし、サイトに追加するだけで済む場合もあります。

●リニューアル?それとも部分的な改修?

このように、デザインの良し悪しの他にも考えるべき点があることがお分かりでしょうか。

上記の点を見直して、問題点や改善する必要があるということが改めて分かったら、次にどうすべきでしょうか。

改善・改修する部分が多いなら、リニューアルを検討するというのがわかりやすいでしょう。

また、その改修にかかる労力が、サイトの構造によっても違うため、専門の人に見てもらい、改修したほうがコスパがいいのかという相談をしてみることも考えられます。

無理に改修することは、既存のシステムとの整合性が取れなくなったりする可能性があり慎重に行う必要がある場合があるからです。

無理に今のホームページのまま機能を入れたり、変更したりすると、サイトの裏側ではぐちゃぐちゃになっていることがあります。